幸せになるために転職する
私は今、転職をしようか迷っている。
理由は企業の「将来性」が見込めないことと、「労働環境」が悪いこと である。
1事業所で1000人以上の規模の大きい会社のため、「将来性」も「労働環境」も私個人の力では到底改革することはできないと判断した。
入社して5年ほど勤務した会社なので、仕事の進め方も技術力も付いてきていたし、何よりも仕事に対してやりがいを感じていたので勿体ない気持ちもあったが仕方ない。割り切って進むしかない。そう考えた。
不安な現状を変えていくには
「現実を受け入れ、現状を打破する」
しかないと思っている。私の座右の銘だ。
ところで、「現実を受け入れる」のと「現状を打破する」のはどちらが難しいだろうか。
個人的見解だが、おそらく前者である。
後者の方が勢いを必要として難しそうだが、本当に難しいのは「現実を受け入れる」ことだと思う。
私自身、苦労して入社した会社が、将来性に乏しく労働環境も悪い会社なんて信じたくなかった。「現実を受け入れる」のに5年もかかってしまったのだ。
現実を受け入れた後は、現状を打破するのみ。
すなわち転職である。
次の道は
⑴退職→フリーター→再就職
⑵退職→再就職
⑴と⑵どっちがいいんだろうか。
元々⑴で大学に編入して教員免許取得→教員を目指す予定だった。
しかしながら教育現場は今の会社より遥かに悪い環境(残業多く、しかも残業代なし)である現実を知り、少し気持ちが無くなってきた。
やりがいだけでは続かないことは今の勤務先で分かっている。同じことは絶対に繰り返したくない。
転職の間にフリー期間を設けた際のメリットとデメリットについて考察してみようと思う。
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思いつく限り箇条書きにしてみる。
【メリット】
・次の進む道について時間をかけて検討することができる
・自由な時間が増えリフレッシュできる可能性有
・
【デメリット】
・履歴書に何もしていない(実際は色々してたとしても)空白の期間ができてしまう→再就職時に不利?
・保険関係の手続き
・収入源が減る
・フリー期間が長引くと再就職時に不利?
トータルで判断するとやはりフリー期間は設けない方が無難だと思った。
では再就職先を探そう。
まず自分自身どういう道に進みたいのだろうか。
① 給料そこそこで残業少ないワークライフバランスの取れた会社がいいのか。
② 多忙でもやりがいと給料が高めの会社がいいのか。
私は ① に惹かれた。
②だと今の会社と違うのは給与面だけ。同じことの繰り返しになりそう。給料のために割り切って頑張れる自信がない。
もちろんワークライフバランスもとれて給料も良くてやりがいを感じる職に就ければいいのだがそんなに甘い社会ではないと思っている。
何かを得るには何かを捨てなければならない。
ワークライフバランスを得るには給料は捨てなければならない。
そんな風に考えていた。
いくつか求人が出てくる。けど肝心なことを忘れないようにせねば。
私は元々「将来性」「労働環境」に不満を抱き転職検討を始めた。ならば将来性があり労働環境の良い会社を探さなければ意味がないはず。
将来性
→企業の方針を確認して未来があるか予測する。難しい話だ。これができたら株やってる人たちも苦労しない。しかしやるしかない。株が上場してる企業なら利益の変動でも将来性を見れるかもしれないけどその他中小企業だとヒントが少なくなる。
労働環境
→これはすなわちワークライフバランスと考えている。または残業時間。求人には月平均の残業時間を書いている会社もあるが、あくまで平均。それより多い人も当然いるわけだ。その情報をどこまで信用できるだろうか。私は正直殆ど信用していない。騙されたことがあるわけではないがこういうのは疑い深い方が安全だと思う。企業の口コミのサイトもあるのでそちらで生に近い声を確認するようにもしている。
しかし結局のところその会社に入って実際に仕事をしてみない限り分からないのかもしれない。
うーん、これではいつまでたっても決断ができない。チャンスがあっても逃しかねない。
そういう時は最初に振り返ってみる。
そもそもなんで転職するんだっけ?なんで働くんだっけ?なんで生きるんだっけ?…
なんで転職?→いい環境で働くため
なんでいい環境で働きたい?→健康で楽に生活したい
なんで健康で楽に生活したい?→幸せになるため
なんで幸せになりたい?→???
全ての行動の原点は「幸せになるため」だと思う。
今の会社では幸せになれないと判断した。
だからやはり転職をしよう。
転職先を探す中で気持ちがブレてしまいそうな時には[幸せになるために転職する]ことを思い出していきたい。
少しだけ強い気持ちで決断できたような気がした。
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